資産運用を始めるための7ステップ

資産運用に興味がある人はたくさんいると思います。それでは何から始めれば良いのでしょうか?

銀行などの金融機関が進めるままにいきなり投資商品を購入するのは、基本的におすすめしません。それは目的地も定めないで、いきなり車を運転するようなものです。

まず確認しなければいけないのは、「自分が何をゴールとしているのか」という点です。そのうえで「どこまでリスクを取れるのか」といった点をきちんと把握したうえで、資産運用の方針を決定することが大切なのです。

欧米の富裕層や年金基金、財団などは、以下にある基本的なステップを踏まえて、投資方針記述書 (Investment Policy Statement)を作成してから、資産運用を開始します。

このステップは富裕層のためだけではありません。むしろ損失を被ったときにインパクトの大きい、一般の人こそ、しっかり検討するべきだと思います。

ステップ1 資産運用の目標(ゴール)の決定

ステップ2 資産・収入・支出の把握

ステップ3 資産運用に関連する制約条件(リスク許容度)の明確化

ステップ4 ゴールに到達するためのファイナンシャル・ロードマップ作成

ステップ5 資産運用先の評価(現金、株式投資、債権、不動産etc.

ステップ6 戦略的アセットアロケーションの決定

ステップ7 投資方針記述書の作成

聞いたことがない用語もあるかもしれませんが、次のプロフィールを持つAさんの資産運用を例にして、一つずつ説明していきたいと思います。

<Aさんのプロフィール>

年齢:35歳

家族:妻Bさん 33歳、子供 5歳(年長)

貯金:800万円

収入:Aさん 600万円、Bさん 300万円

それでは、資産運用の世界に足を踏み入れてみましょう。

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